天ぷらの衣をサクッと揚げるコツ

カラッとした天ぷらの衣

 

 

基本的に天ぷらは「油っこい」イメージもあります。天ぷらが大好物だという人が多い半面、健康面に気を配っている中高年の人などは敬遠しがちになっていることもあります。

 

 

しかし、旬の野菜をメインにすれば栄養もたっぷり含まれていますし、作り方や食べ方によっては健康にも良い料理でもあるのです。サクッとカラッと揚がった天ぷらはやはりたまらないものです。

 

 

ではどうしたらこのようなおいしい天ぷらが作れるのでしょうか。初めて天ぷらに挑戦する場合はもちろんですが、自分のレシピが既に身についているという人でも是非確認しておきたいものです。

 

 

まず天ぷらで大切なのは、「油、衣、火加減」といわれているのは有名で、油はできるだけ新鮮なものを使い、衣はサクッと仕上げ、火加減によって仕上がりを更にいいものにします。

 

 

特に衣は基本中の基本です。粉類と水を1:1の割合で作り、卵を加える場合は卵と水を合わせて計量しなければなりません。混ぜすぎないように軽く混ぜ、水分の多い具には、衣をつける前に薄く小麦粉をまぶしますが、この時、氷水に当てると粘りが出にくくなりますので頭に入れておいてください。

 

 

卵を使うのは風味を良くしたり、カラッと色良く揚げたりするためで、全卵を使うより卵黄だけにした方が上手くいきます。

 

 

水については冷水を使うとサクッと揚がるので、衣を作るまで冷蔵庫で冷やしておくことがお勧めで、温度は15℃前後が適温となります。他にも水3:炭酸1の比率で炭酸水を加えるのも効果があり、お酒を使えば風味もアップします。